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EUのRoHS指令が公布され2006年7月から水銀、カドミニウム、鉛、六価クロム、PBB、PBDE の6品目が使用規制対象物質となります。専用プログラムを用いれば電気・電子部品に含まれる 臭素系難燃剤(PBB、PBDE)の有無を簡便に確認できます。さらに遠赤外領域のピークを用い ることで信頼性が向上します。


■ATR法によるスペクトル
電気・電子部品の材料として使用されているプラスチック樹脂は形状や硬さが多種多様です。フィルム状に成型 し透過測定できない形状品や非破壊で測定したい工程管理でのロット製品等にはATR測定が適しています。ダイ ヤモンドプリズムを使用することで遠赤外までのスペクトルを得ることができ、臭素系難燃剤の同定に有効です。

■透過法によるスペクトル
遠赤外領域はプラスチック自体の吸収が少なく目的の臭素系難燃剤の吸収が 単独ピークとして現れるため確認が容易です。
●FT/IR-4100 遠赤外対応タイプ
測定波数範囲 5000〜220cm-1
最 高 分 解 0.9cm-1
S / N 比 22000:1(標準構成時)
検  出  器 DLATGS(温調付き)
ビームスプリッタ
Ge/Csl
光     源 高感度セラミック光源
付 属 装 置 ATR PRO410-S 1回反射ATR装置
プ リ ズ ム
ダイヤモンド

臭素系難燃剤確認試験プログラム概要
プログラム内に登録しているデータベースで検索を行い、検索 結果によって確認方法が選択されます。検索用データベースは 複数登録可能でATR法、透過法などの測定法によって選択でき ます。定量方法も複数検量線が登録でき、測定法により自動的 に選択されます。また登録済み規制物質のスペクトルを重ね書 きすることで確認の信頼性を向上させています。
■臭素系難燃剤確認試験プログラム■検量線の一例
臭素系難燃剤確認試験プログラムです。試料をセルにいれて「測定」ボ タンを押すだけで樹脂を識別しDBDE(デカブロモジフェニルエーテル) の混入量を表示します。 定量演算で使用している検量線の一例です。測定方法や定量ピーク 位置を変更し、複数の検量線が登録でき、指定した検量線で定量演 算を行います。


■臭素系難燃剤 DBDEの確認■臭素系難燃剤 DBDEの検出不可
DBDEが含有されているポリスチレン樹脂の確認試験結果です。DBDEの存在と定量結果を表示 しています。 DBDEが検出されない場合は樹脂の検索結果を表示し、濃度欄に[検出不 可]の文字が表示されます。DBDE標準試料のスペクトルを重ねて表示す ることで目視による確認も可能です。