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| SCFシリーズは長年に渡る日本分光の超臨界技術を結集した、様々なアプリケーションに対応できる超臨界流体システムです。 |
| 超臨界流体とは |
| 物質は、温度や圧力によって気体、液体、固体の3つの状態に変化します。三重点は、気体、液体、固体の三相が共存する状態です。一方、液体、気体どちらにも属さない臨界点以上の圧力及び温度の領域が存在し、超臨界流体と呼ばれます。 臨界点を超えた温度では、高密度に圧縮しても液化しない非凝縮性高圧高密度流体となります。圧力と温度で分子間距離を調整でき、密度を希薄な状態から液体に近いところまで変化させることで、超臨界流体への溶質の溶解度を大幅に変えることが可能です。 超臨界流体は、速い物質移動、強い浸透性を有し、溶解力を連続的に変化できる溶媒という、従来にない特異的な性質を有します。 |
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| 超臨界二酸化炭素の特長 |
| 二酸化炭素は臨界温度31.1 ℃、臨界圧力7.38MPaと、比較的温和な条件で超臨界流体にすることが可能です。また、毒性も無く、化学的に不活性であり、高純度なものが安価に入手できるという理由から最も多く利用されています。以下に超臨界二酸化炭素の特長を示します。 |
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@粘性が低く、拡散係数が高いため、短時間で抽出や分離精製が可能です。 A温度、圧力を調整し、溶解度を変化させることで選択的分離が可能です。 B温和な温度条件、無酸素系で抽出できるため、熱変性や酸化を防止できます。 C二酸化炭素は常温、常圧で気体であるため、溶媒除去や濃縮が容易です。 D引火性、化学反応性が無く、安全です。 E高純度な二酸化炭素が低価格で入手できるため、低ランニングコストです。 F石油化学工場から排出される二酸化炭素を精製し、クリーンに有効活用しています。 |
| 超臨界二酸化炭素の用途 |
| 超臨界二酸化炭素は、分析から分取、抽出、反応、洗浄、材料創製といった様々な目的に応用することが可能です。 |
![]() | 超臨界流体クロマトグラフ(SFC)の移動相として利用でき、高速の成分分析が可能です。 |
![]() | 分取SFCの移動相として使用でき、高効率、短時間に分離分取が可能です。 |
![]() | 超臨界流体抽出(SFE)の抽出溶媒として使用でき、安価で安全に目的成分を抽出できます。 |
![]() | 反応溶媒として利用でき、反応速度を向上させることができます。 超臨界二酸化炭素の密度を調整することで、反応の選択性を向上させることができます。 |
![]() | 洗浄溶媒として使用でき、高い浸透力により微細構造を持つ半導体の洗浄ができます。 表面張力が発生しないため、微細構造を変化させずに洗浄できます。 |
![]() | 試料溶液に貧溶媒として混合することで、 サブミクロンサイズの微粒子を形成させることが可能です。 |
| 応用例を掲載したJasco Report超臨界特集号(1〜9)がございます。お問い合わせください。 |
| SCFシリーズの構成 |
| SCFシリーズは超臨界流体システムを以下の装置構成で提供します。 |
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