白色LEDには、近紫外から青色の光を発光する発光ダイオードとその光を吸収して可視光を発する蛍光体で構成されているものがあります。この蛍光体の内部量子効率は、白色LEDの発光効率を評価する上で非常に重要なパラメーターであり、その評価方法に関する規格、JIS R 1697 /ISO 20351 が発行されました。ここでは、JIS R 1697 /ISO 20351に準拠した内部量子効率測定システムを用いて、白色LED用粉体の内部量子効率の測定再現性を評価した例をご紹介します。