ペプチド基質であるメチルクマリンアミド(MCA)にプロテアーゼを作用させると、加水分解反応がおこり、7-アミノ-4-メチルクマリン(AMC)が遊離します。この遊離AMCは波長440nmに蛍光極大を示すことから、分光蛍光光度計を用いたプロテアーゼ活性を測定することができます。ここではこの蛍光性ペプチドMCA基質を用いたトリプシンの活性測定を行った例をご紹介します。