ミクロ錠剤成形器を用いて良好なスペクトルを測定するには、①錠剤を成形する粉末の量、②錠剤成形時の圧力、③バックグラウンド測定の3点に注意してください。
日本分光のMT-1ミクロ錠剤成形器にはφ2mm、φ3mm、φ5mmの3種類があります。φ2mmとφ3mmはMP-1ミニプレス、φ5mmは油圧プレスを用いて圧力をかけます。ここでは一般的によく使われ、お問い合わせの多いφ3mmを例に説明します。