技術情報 アプリケーション Application Data 110020I
LC Application Data

化学的サプレッサーを用いた陰イオン分析

Introduction
CD-200 電気伝導度検出器は販売を休止しております

日本分光製 ICSpakは、スチレン-ジビニルベンゼンのポーラスポリマーにスルホン酸基を化学的に結合させた充塡剤をPEEK管に充塡した陰イオンクロマトグラフィー用のサプレッサーです。本サプレッサーは、陰イオンクロマトグラフィーで使用することにより、溶離液のバックグラウンドを下げ、かつ測定対象を当量伝導度の高いイオン対に変換することができます。また、本サプレッサーは、再生・洗浄を行うことにより、繰り返し使用できます。

一方、硝酸イオン及び亜硝酸イオンに関しては、UV検出器を用いることで、より高感度な検出が可能になります。

今回、イナート対応システム及びICSpakを用いて陰イオンの分析を行いましたので報告します。

Keywords
化学的サプレッサー, 陰イオン, Shodex IC SI-90 4E, ICSpak, イナート
アプリケーションデータ番号
110020I
発行
2014年
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