技術情報 アプリケーション Application Data 110021I
LC Application Data

イオンクロマトグラフによる陽イオン分析

Introduction
CD-200 電気伝導度検出器は販売を休止しております

水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を炭酸カルシウムの量に換算した値を「硬度」といいます。WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120 mg/L より低いものを「軟水」、120 mg/L 以上のものを「硬水」と呼んでいます。また一般的な分類としては、0 ≦ [硬度] < 100 mg/L を軟水、100 ≦ [硬度] < 300 mg/L を中硬水、300 mg/L ≦ [硬度] を硬水としています。水の硬度には地域差があり、ヨーロッパや北米には硬水が多く存在していますが、日本の水は硬度が低く、軟水に分類されます。

今回、水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法(平成15年7月22日厚生労働省告示第261号〔最終改正令和2年3月25日厚生労働省告示第95号〕)に基づき、1価、2価の陽イオンを一斉分析した結果を報告します。

Keywords
陽イオン、水質基準、Shodex IC YS-50、電気伝導度検出器
アプリケーションデータ番号
110021I
発行
2020年
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