クルクミンはウコンに含まれる黄色色素で、ポリフェノールの一種であるクルクミノイドに分類されます。この生理作用としては、抗潰瘍作用や抗酸化作用、抗炎症作用が知られています。クルクミンには、ケト型とエノール型の2つの互変異性体が存在し、これらクルクミノイドはターメリック(香辛料)中に含まれています。
ここでは、100 spectra/secの超高速データサンプリングが可能なUltra High-performance Liquid Chromatography(UHPLC)用のPDA検出器を用いて、ターメリック中のクルクミンを分析した結果を報告します。