GPC/SEC で用いるカラムは、一般的に充塡剤のポアサイズによって測定対象となる分子量範囲が異なります。一方、様々なポアサイズをもつ充塡剤を充塡したミックスゲルカラムタイプは、幅広い分子量に対応することが可能です 。
今回、単一のポアサイズを有した複数の充塡剤が組み合わされて充塡されることにより、直線的な校正曲線が得られるという特徴がある AMR 社の GPC/SEC 用カラム PLgel を用い、1 本使用した時と 2 本連結して使用した時の分離を比較しました。また両条件にて発泡スチロールの分子量計算を行いましたので報告します。