超高速液体クロマトグラフを用いたプレカラム誘導体化アミノ酸のの高速分離と食品分析への応用

アミノ酸の分析は、食品分析からタンパク質化学まで広範な分野でますます重要になってきている。アミノ酸の分離法や検出法には多くの方法が採用されているが、OPA（オルトフタルアルデヒド）を用いたプレカラム誘導体化法と逆相系カラムによる分離、蛍光検出とを組み合わせた方法が、感度が高いことやシステムが複雑にならないことから、一般に採用されている。

われわれは、2µmの充填剤を充填したX-PressPak V-C18 (2.0mmI.D. x 50mmL.)をアミノ酸の超高速分離に応用し、システムの有用性を確かめた。