UHPLCによるコショウ中のピペリン分析

Introduction

ピペリンは、コショウ科の植物に含まれる独特の辛味成分であり、エネルギー代謝を上げる作用や、血管を拡張して血流を上げ、冷えを改善する作用を持っています。また、抗菌作用、防腐作用、殺虫作用などがあることが知られており、特に黒コショウに多く含まれています。

ここでは、100 spectra/secの超高速データサンプリングが可能なUltra High-performance Liquid Chromatography（UHPLC）用のPDA検出器を用いて、コショウ中のピペリンを分析した結果を報告します。