SECによるコンドロイチン硫酸ナトリウムの分析

ムコ多糖の一つであるコンドロイチン硫酸（分子量20,000～50,000程度）は、A～Eの5種類があり、動物の軟骨や皮膚などの結合組織に含まれ、医薬品や健康食品にも利用されています。今回は、排除限界分子量300,000（プルラン）のSEC （Size Exclusion Chromatography：サイズ排除クロマトグラフィー）用カラムを用いて、RI検出によりコンドロイチン硫酸Cナトリウムを分析しました。ChromNAVのGPC計算プログラム（オプション）により、プルランを標準試料として分子量校正曲線を作成し、プルラン換算分子量を計算した結果を報告します。