ベタメタゾンはいわゆるステロイド薬で、炎症を鎮めたり、免疫系を抑える作用がある。炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用されている。
日本薬局方にて、カラム選定の条件が「ベタメタゾン、内標物質の順に溶出し、その分離度が10以上のものを用いる」とされている。
日本分光では分離カラムに粒径が2µmの充填剤を充填したX-PressPak C18S(内径2.1mm、長さ50mm)を開発し、超高速液体クロマトグラフイ(X-LC)を用てこのカラムをベタメタゾンの測定に応用した。