ロスバスタチンカルシウムは、第十八改正日本薬局方(JP) にて新規収載された医薬品で、高コレステロール血症の治療薬として使用されています。この医薬品は肝臓におけるコレステロールの合成に関わる3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリル補酵素A (HMG-CoA還元酵素) を競合的に阻害し、コレステロールの合成を抑制する役割があります。
今回、第十八改正日本薬局方に基づいて、ロスバスタチンカルシウムの純度試験、定量法に関する試験を行った結果を報告します。