サリノマイシンナトリウム、ナラシン、モネンシンナトリウムなどのポリエーテル系抗生物質は、飼料が含有している栄養成分を有効に利用することを目的として飼料に添加され、その基準値が定められている。飼料中のこれらの抗生物質の定量法の一つとして、HPLC での多成分分析(http://www.famic.go.jp/ffis/feed/bunseki/bunsekikijun.html、 農林水産消費安全技術センタ 飼料分析基準 第 9 章 第 3 節 多成分分析法)が指定されている。今回の実験では、この分析基準に準拠した方法で測定した。