技術情報 アプリケーション Application Data 820022H
LC Application Data

ポストカラム誘導体化法による水中のアルデヒド分析

Introduction

ホルムアルデヒド・アセトアルデヒドなどのアルデヒド類は、環境汚染物質として、大気および湖沼、貯水池、河川などの環境水を汚染することが懸念されております。そのため、国内では大気汚染防止法、水道法、悪臭防止法など様々な規制の対象となっています。

HPLC によるアルデヒド類の測定方法としては、2,4-DNPH によるプレカラム誘導体化法が知られていますが、補集-濃縮あるいは抽出など前処理が必要です。日本分光では、これまで濃縮などの前処理を必要としない 1,3-Cyclohexanedione を誘導体化試薬として用いるポストカラム蛍光誘導体化法による水中のホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの分析を紹介してきました。ここでは、反応条件などについて更なる検討を行い、種々の試料に応用したので報告します。

Keywords
アルデヒド類、1,3-Cyclohexanedione、ポストカラム誘導体化法、Shodex RSpak KC-811 6E、蛍光検出器
アプリケーションデータ番号
820022H
発行
2011年
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