技術情報 アプリケーション Application Data 030-AN-0026
Raman Application Data

偏光顕微ラマン分光法を用いたポリプロピレン製品の配向評価

Introduction

フィルムや化学繊維などのポリマー材料の配向状態は、材料の機能や特性に深く関係しています。同じポリプロピレン (PP) 製フィルムでも、耐摩擦性、防湿性、透明性など、必要とされる用途に応じて配向状態の異なるものが用いられます。このような高分子の配向状態の差を評価する手法のひとつが、偏光顕微ラマン分光法です。

ここでは、偏光顕微ラマンシステムとシェアリングホルダーの回転位置合わせ機能を用い、様々な PP製品の配向評価を行った結果についてご紹介します。

Keywords
配向、偏光、フィルム、多層膜、シェアリングホルダー、回転位置合わせ
アプリケーションデータ番号
030-AN-0026
発行
2021年
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