技術情報 アプリケーション Application Data 170-AN-0025
Raman Application Data

顕微ラマン分光法を用いた成分分布の評価と粒径解析

Introduction

顕微ラマン分光光度計での測定は、基本的に試料の前処理が不要で、非破壊・非接触で行えるという特長があります。そのため、サンプルの形状を維持したまま、成分分布の評価ができます。また、観察画像や成分の分布状態を示すケミカルイメージから、サンプル形状に関する情報を取得した上でヒストグラムを作成し、サイズのばらつきなどを評価することも可能です。このような手法は、樹脂をはじめとする各種 材料、食品、医薬品、マイクロプラスチックなどの分析に威力を発揮します。

今回は、ダイヤモンド含有の研磨シートにおけるダイヤモンドの分布状態を粒径解析ソフトにて評価したところ、良好な結果が得られたためご紹介します。

Keywords
イメージング、JASCO Particle Analysis、粒径解析、ダイヤモンド、研磨剤
アプリケーションデータ番号
170-AN-0025
発行
2020年
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