EXTREMA

分取精製HPLCシステム

セミ分取HPLCシステムのシステム構成例

ベーシック分取システム

  • 目的や試料量に応じて、微量分取スケールからセミ分取スケールまで幅広く対応
  • 逆相・順相・GPCなど様々な分離モードが選択可能
  • 最大4台のポンプを用いた4溶媒高圧混合グラジエントが可能
  • マニュアル注入からオートサンプラーによる自動化にも対応
高圧混合グラジエント分取システム
高圧混合グラジエント分取システム

リサイクル分取システム

  • リサイクル中は移動相を排出しないため、環境負荷を低減し、溶媒消費量・廃棄コストを削減
  • 1本のカラムで、長いカラムや複数連結した場合と同等の分離に向上
  • リサイクルインレット切換ユニットを、ポンプ内の拡張ベイに搭載可能
  • 最大10mL(オプション)までの大容量注入が可能で、リサイクルスイッチを搭載したAS-4058
リサイクル分取システム
リサイクル分取システムの流路図
システムの流路図

バイオイナート・タンパク質精製システム

  • 接液部がイナートタイプのユニットをラインアップ
  • 最大で4溶媒グラジエント送液が可能で、低流量から高流量まで広い範囲で高い混合精度を実現
  • オートサンプラーとフラクションコレクターはオプションでサンプル温調ユニットを追加可能
  • 蛍光性タンパク質を高感度で選択的にモニターできる蛍光検出器、多波長同時検出が可能なPDA検出器や、電気伝導度検出器など様々な検出器が選択可能
  • 各種検出器に合わせたイナートセルをラインアップ
バイオイナート・タンパク質精製システム

微量・超微量分取システム

  • セミミクロカラムの分離能力を最大限発揮できる、低ボリューム・低拡散対応のシステム
  • 高耐圧ポンプにより、粒子径2µm以下の充塡剤を使用したカラムに対応しており、短時間で分離・分取を実現
  • 高濃度で分画できるため、濃縮などの後処理工程を削減可能
  • マイクロプレート等の小容量容器への分画に対応
  • 他の分画成分の混入が少ないフラクションコレクター用小容量専用ノズル搭載可能
  • 溶媒消費量・廃棄コストを削減
微量・超微量分取システム

MSトリガー分取システム

  • MSの信号をトリガーとすることで、紫外可視吸収のない成分でも指定したm/zを持つ成分の分取精製が可能
  • 溶出液の一部だけをスプリットしてMSに導入するため、目的成分を効率的に回収可能
  • 各種光学検出器と組み合わせることで、多くの情報を利用した高い確度の分取が可能
  • ASAP*1や、標準搭載のマニュアルインジェクターを利用したFIA*2により、分画物のマススペクトル確認が可能
*1 ASAP:Atmospheric Solids Analysis Probe(大気圧固体分析プローブ)
*2 FIA:Flow Injection Analysis
MSトリガー分取システム