エポキシ樹脂が持つ優れた耐久性を十分に発揮するには、一定レベル以上に硬化する必要があります。そのため、最適な硬化条件を把握することは、品質管理や製造管理、製品開発において重要です。ここでは JIS K 7148-2 (ISO 20368) を参考に、エポキシ樹脂の硬化度、反応温度および反応時間の関係をフーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) により評価した結果を紹介します。