技術情報 アプリケーション Application Data 220-SO-0211
FTIR Application Data

PCA マッピングによる複合成分の解析

Introduction

従来、赤外顕微鏡を用いたマッピング測定には、サンプリングの難しさや測定に時間がかかるといった問題点がありました。現状では、サンプリングに関してはスライスマスターなどのツールを使用することにより手軽に処理を行うことができ、測定時間に関しては以前に御報告した多素子検出器を使用した赤外顕微鏡システムを用いることで、従来の二桁以上の速度で測定を行うことができるようになりました。しかしながら、マッピング測定を容易に行える反面、データ点数が多くなるため解析に時間をかける必要が出てきます。そこで、今回はマッピングデータの成分分布の解析を容易にとり行うことのできる PCA マッピングを用いた解析事例をご紹介します。

Keywords
IRT、成分分布、多変量解析、主成分分析、LCD
アプリケーションデータ番号
220-SO-0211
発行
2009年
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