技術情報 アプリケーション Application Data 260-MT-0239
FTIR Application Data

赤外顕微鏡用新型DLATGS検出器の紹介

Introduction

一般的に赤外顕微鏡で利用されるMCT(HgCdTe)検出器は、一般的なマクロタイプのFTIRに搭載されているDLATGS(Deuterated L-Alanine Triglycine Sulphate)検出器と比較し数10~1000倍感度が高いため、微小領域の測定に威力を発揮します。しかしながらMCT検出器は液体窒素などでの冷却が必要なこと、測定波数帯域がDLATGS検出器と比較し狭いなどの問題点もあります。日本分光ではこれまでも、赤外顕微鏡にDLATGS検出器を利用した測定事例を報告してきましたが、更なるDLATGS検出器の高感度化を目指し、赤外顕微鏡に特化したDLATGS検出器の開発を行ってきました。結果として従来のDLATGS検出器より高感度の赤外顕微鏡用新型DLATGS検出器(以下新型DLATGS)が完成しました。ここでは新型DLATGSを利用した微小領域の測定例及びマッピング測定結果について報告します。

Keywords
MCT検出器、マッピング測定、ポリスチレンフィルム、テフロンシート
アプリケーションデータ番号
260-MT-0239
発行
2015年