A. サンプルの屈折率や分析目的に応じてプリズムを使い分けることで、分析の幅が広がります。日本分光のATRプリズムは3種類のプリズムから選択できます。
ATR法はサンプルとプリズムを密着させることで、サンプル表面の深さ 1 ~ 2 µmを測定する分析法です。プリズムとサンプルの屈折率の関係で、サンプルへの光のもぐりこみ深さや測定可能なサンプルの屈折率が異なります。また、プリズムの材質によって測定波数領域や耐久性が異なります。