日焼け防止繊維製品の紫外線遮蔽性能を示す指標として紫外線遮蔽率やUPF値(紫外線保護指数)が用いられています。紫外線遮蔽率は、紫外線をどの程度遮蔽できるかを数値化したもので、アパレル製品等品質性能対策協議会のガイドライン(アパ対協ガイドライン)により試験方法が定められています。一方、UPF値は、その値を示す衣服を着用して紫外線を浴びた場合に、衣服を着用しない場合と同程度の日焼けをするためにかかる時間の倍率を示しています。
ここでは、紫外線遮蔽率について、紫外可視分光光度計の遮蔽率評価システムを用いて評価した例をご紹介します。