ヘーズ値は試料の曇りの程度を示す指標として用いられており、プラスチックやフィルムの透明性の評価に加え、近年ではタッチパネル材料や太陽電池材料などの透明性、拡散性の評価にも用いられています。
ここでは、JIS、ISO、ASTMに記載されているヘーズ値および全光線透過率の測定方法を紫外可視分光光度計に適用した際の測定方法と、様々な曇り度合いの石英製拡散板のヘーズ値を分光光度計で測定した例をご紹介します。