濁度測定は上水や下水中の不溶性粒子、微生物、有機物などに起因する濁り具合を調べる試験です。上水試験方法では、紫外可視分光光度計を使用して、透過光測定法あるいは積分球式光電光度法により、波長660nmの散乱光を観測して濁度を評価します。
ここでは、紫外可視分光光度計の濁度測定システムを用いて、上水試験方法に基づいた透過光測定法および積分球式光電光度法の測定方法と、各測定方法における検出限界、定量下限、検量線をご紹介します。