カルバリル、メソミル分析システム

810020H:「ポストカラム誘導体化法によるカルボフラン、カルバリル、メソミルの分析」

別添方法14 HPLC-ポストカラムによる一斉分析法

水 と IPA の混合溶液で分離したのち、NaOH を加えて加熱加水分解してメチルアミンを生成し、OPA によってポストカラム誘導体化したものを蛍光検出します。
* カルボフランは令和3年の改正で別添方法14から削除されました。
ポストカラム誘導体化 HPLC システム
システム図
カルバリル、カルボフラン、メソミル分析クロマトグラフ
1: Methomyl (0.001 mg/L),
2: Carbofuran (0.0005 mg/L),
3: Carbaryl (0.005 mg/L),
注入量: 200 µL
構成(EXTREMA 4000Model)
移動相送液ポンプ PU-4180 × 1
オプション DG unit × 1
LG unit × 1
反応液送液ポンプ PU-4185 × 1
R-PU-4185 × 1
オートサンプラー AS-4050 × 1
オプション TC-4000-1 × 1
大容量注入キット × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
反応オーブン RO-4068 × 1
蛍光検出器 FP-4025 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
A/Dインターフェース LC-Net Ⅱ/ ADC × 1
LC-Net ケーブル LC-NetCG × 5
装置制御・
データ解析ソフト
ChromNAV Ver.2*1 × 1
分離カラム Carbamatepak
(4.0 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
× 1
配管等 反応キット × 1
オートサンプラー
バイアル
スクリューバイアル2mLクリアー × 1
セプタム付キャップ × 1
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件
カラム Carbamatepak(4.0 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
移動相 A: 2-プロパノール
B: 水
A/B:
3/97 (0 min)
→ 20/80 (10 min)
→ 20/80 (25 min)
→ 3/97 (25.1 min)
反応液1 0.05 M NaOH 溶液
反応液2 OPA 溶液
移動相 流量 1.0 mL/min
反応液1 流量 0.5 mL/min
反応液2 流量 0.5 mL/min
反応温度 100°C
カラム温度 40°C
波長 Ex: 339 nm, Em: 455 nm
Gain x100
注入量 200 µL
o-フタルアルデヒド (OPA) 溶液
OPA 0.2 g をメタノール 2.5 mL に溶解し、0.05 M 四ホウ酸ナトリウム溶液で 250 mL とし、脱気後 2-メルカプトエタノール 0.5 mL を添加
都度調製
〇0.05M 四ホウ酸ナトリウム溶液
四ホウ酸ナトリウム Na2B4O7 10 g を精製水で 1L にメスアップ
〇0.05M 水酸化ナトリウム溶液
NaOH 2 g を精製水で 1 L にメスアップ
〇標準原液
カルバリル及びメソミル 各10 mg を別々のメスフラスコに採り、メタノールで 100 mL にメスアップ (100 mg/L)
冷凍保存
〇標準液
各標準原液 1 mL をメタノールで 100 mL にメスアップし、さらにこの溶液をメタノールで 10 倍希釈 (0.1 mg/L)
都度調製
前処理
なし