グリホサート・アミノメチルリン酸 (AMPA) 分析システム

810027H+:「プレカラム誘導体化-HPLC法によるグリホサート及びアミノメチルリン酸の分析」

別添方法12 誘導体化-高速液体クロマトグラフ法

試料は FMOC-Cl で誘導体化したのち、蛍光検出器で検出します。検出波長は、高感度な結果が得られる Ex/Em: 270/315 nm を採用します。系の洗浄のために、低圧グラジエントユニットを使用します。
HPLC システム
システム図
グリホサート・アミノメチルリン酸 (AMPA) 分析クロマト
1: Glyphosate (0.005 mg/L), 2: AMPA (0.005 mg/L)
注入量: 10 µL 
構成(EXTREMA 4000Model)
移動相送液ポンプ PU-4180 × 1
オプション DG unit × 1
LG unit × 1
オートサンプラー AS-4050 × 1
オプション TC-4000-1 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
蛍光検出器 FP-4025 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
A/Dインターフェース LC-Net Ⅱ/ ADC × 1
LC-Net ケーブル LC-NetCG × 3
装置制御・
データ解析ソフト
ChromNAV Ver.2*1 × 1
分離カラム Develosil ODS-HG-5
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
× 1
配管等 HPLC スタートアップキット × 1
オートサンプラー
バイアル
スクリューバイアル2mLクリアー × 1
セプタム付キャップ × 1
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件
カラム Develosil ODS-HG-5
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5µm)
移動相 A: 0.05M リン酸塩緩衝液(pH 2.5 / アセトニトリル (76/24)
B: 0.05M リン酸塩緩衝液(pH 2.5 / アセトニトリル (25/75)
A/B:
100/0 (0 - 15 min)
→ 0/100 (15.1 - 30 min)
→ 100/0 (30.1-45 min)
移動相 流量 1.0 mL/min(A/B:100/0)
1.5 mL/min(A/B:0/100)
カラム温度 40°C
波長 Ex: 270 nm, Em: 315 nm
Gain x100
注入量 10 µL
〇0.05M リン酸塩緩衝液
KH2PO4 6.8 g を精製水で 1 L にメスアップ→リン酸 約 1.5 mL を添加し、pH 2.5 に調整
〇50 mM ホウ酸塩緩衝液
ホウ酸 0.3 g に精製水を約 70 mL 加え、10% w/v NaOH 水溶液で pH を 9.5 に調整したものを、精製水で 100 mL にメスアップ
〇0.1% FMOC-Cl 溶液
クロロギ酸 9-フルオレニルメチル10 mg をアセトンで10 mL にメスアップ
※1/10スケールで調製しています
〇標準原液
グリホサート及び AMPA 各10 mg を別々のメスフラスコに採り、精製水で 100 mL にメスアップ (100 mg/L)
冷蔵保存
〇混合標準液
各標準原液 1 mL を精製水で100 mL にメスアップし、さらにこの溶液を精製水で 10 倍希釈 (0.1 mg/L)
都度調製
前処理
グリホサート・アミノメチルリン酸 (AMPA) 分析前処理 グリホサート・アミノメチルリン酸 (AMPA) 分析前処理

別添方法15 高速液体クロマトグラフ-ポストカラムによる一斉分析法

試料中のグリホサート及び AMPA は、陰イオン交換カラムで分離したのち、OPA によってポストカラム誘導体化し、蛍光検出します。
ポストカラム誘導体化 HPLC システム
システム図
グリホサート・アミノメチルリン酸 (AMPA) 分析クロマト
1: AMPA (0.1 mg/L), 2: Glyphosate (0.1 mg/L),
注入量: 100 µL 
構成(EXTREMA 4000Model)
移動相送液ポンプ PU-4180 × 1
オプション DG unit × 1
反応液送液ポンプ PU-4185 × 1
R-PU-4185 × 1
オートサンプラー AS-4050 × 1
オプション TC-4000-1 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
蛍光検出器 FP-4025 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
A/Dインターフェース LC-Net Ⅱ/ ADC × 1
LC-Net ケーブル LC-NetCG × 4
装置制御・
データ解析ソフト
ChromNAV Ver.2*1 × 1
分離カラム Shodex IEC QA-825
(8.0 mmI.D. x 75 mmL)
× 1
配管等 反応キット × 1
オートサンプラー
バイアル
スクリューバイアル2mLクリアー × 1
セプタム付キャップ × 1
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件
カラム Shodex IEC QA-825(8.0 mmI.D. x 75 mmL)
移動相 リン酸塩緩衝液 (pH 6.6)
反応液1 次亜塩素酸ナトリウム溶液
反応液2 OPA 溶液
移動相 流量 1.0 mL/min
反応液1 流量 0.4 mL/min
反応液2 流量 0.5 mL/min
カラム温度 50°C
波長 Ex: 339 nm, Em: 455 nm
Gain x100
注入量 100 µL
o-フタルアルデヒド (OPA) 溶液
OPA 0.2 g をメタノール 2.5 mL に溶解し、0.05 M 四ホウ酸ナトリウム溶液で250 mL とし、脱気後2-メルカプトエタノール 0.5 mL を添加
都度調製
〇次亜塩素酸ナトリウム溶液
NaOH 0.4 gをビーカーに採り、精製水約 800 mL を加える→KH2PO4 1.4 g, NaCl 11.6 g 及び NaClO (5%) 0.2 mL を加える→精製水で1L にメスアップ
〇リン酸塩緩衝液pH6.6
KH2PO4 4.0 g 及びNa2HPO4・12H2O 6.0 g をメスフラスコに採り、精製水で 1000 mL にメスアップ
〇標準原液
グリホサート及び AMPA 各10 mg を別々のメスフラスコに採り、精製水で 100 mL にメスアップ (100 mg/L)
冷蔵保存
〇標準液
各標準原液 1 mL を精製水で 100 mL にメスアップし、さらにこの溶液を精製水で 10 倍希釈 (0.1 mg/L)
都度調製
前処理
なし