イミノクタジン分析システム

810021H:ポストカラム誘導体化法によるイミノクタジン酢酸塩の分析

別添方法16 固相抽出-高速液体クロマトグラフ-ポストカラム法
別添方法17 溶媒抽出-高速液体クロマトグラフ-ポストカラム法

第一反応液にアルカリ溶液として水酸化ナトリウム水溶液、第二反応液に蛍光誘導体化試薬であるニンヒドリンを使用して、イミノクタジンを蛍光誘導体に変換してから蛍光検出器(Ex.395 nm, Em.500 nm)で検出します。
ポストカラム誘導体化 HPLC システム
システム図
イミノクタジン分析クロマトグラフ
1: iminoctadine 1.0 mg/L,
注入量: 20 µL
構成(EXTREMA 4000Model)
移動相送液ポンプ PU-4185 × 1
オプション DG unit × 1
反応液送液ポンプ PU-4185 × 1
R-PU-4185 × 1
オートサンプラー AS-4150 × 1
オプション ダイレクト注入配管キット × 1
TC-4000-2 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
反応オーブン RO-4068 × 1
蛍光検出器 FP-4025 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
A/Dインターフェース LC-Net Ⅱ/ ADC × 1
LC-Net ケーブル LC-NetCG × 5
装置制御・
データ解析ソフト
ChromNAV Ver.2*1 × 1
分離カラム Develosil ODS-HG-5
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
× 1
配管等 反応キット × 1
オートサンプラー
バイアル
スクリューバイアル2mLクリアー × 1
セプタム付キャップ × 1
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件(共通)
カラム Develosil ODS-HG-5
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
移動相 A: 過塩素酸ナトリウム 14.1 mg, 水酸化ナトリウム 400 mg, 乳酸 1.8 mL を精製水で1 L とした溶液
B: アセトニトリル
A/B: 17/5
反応液1 0.5 M NaOH 溶液
反応液2 ニンヒドリン溶液
移動相 流量 0.6 mL/min
反応液1 流量 0.2 mL/min
反応液2 流量 0.1 mL/min
反応温度 90°C
カラム温度 50°C
波長 Ex: 395 nm, Em: 500 nm,
Gain x100
注入量 20 µL
〇アンモニア・メタノール溶液
アンモニア水(25 v/v%) 2 mL 及びメタノール 80 mL に精製水を加えて100 mL にメスアップ
〇酢酸・メタノール溶液
酢酸 2 mL にメタノールを加えて 100 mL にメスアップ
〇過塩素酸ナトリウム溶液
過塩素酸ナトリウム 14.1 g 、水酸化ナトリウム 400 mg 及び乳酸 1.8 mL を精製水で 1 L にメスアップ
〇過塩素酸ナトリウム・アセトニトリル混液
過塩素酸ナトリウム溶液とアセトニトリルを 17/5 の割合で混合
〇ニンヒドリン溶液
ニンヒドリン 3 g を精製水で 1 L にメスアップ
〇イミノクタジン標準原液
イミノクタジン 100 mg をメスフラスコにとり、過塩素酸ナトリウム・アセトニトリル混液に溶かして100 mL にメスアップ (1000 mg/L)
PP 容器に入れ、冷凍保存
〇イミノクタジン標準液
イミノクタジン標準原液を過塩素酸ナトリウム/アセトニトリル混液で 10 倍希釈 (100 mg/L)
都度調製
前処理(固相抽出)
イミノクタジン分析前処理 イミノクタジン分析前処理
〇ブタノール・ヘキサン混液
ブタノールとヘキサンを体積比で 1:1 に混合
〇リン酸一カリウム溶液
KH2PO4 2.713 g を精製水で 1000 mL にメスアップ
〇リン酸塩緩衝液
リン酸一カリウム溶液 40 mL に水酸化ナトリウム溶液を加えて pH 6 に調整
〇塩酸・メタノール溶液
塩酸にメタノールを加えて 0.1 M となるように調製
前処理(溶媒抽出)
イミノクタジン分析前処理
イミノクタジン分析前処理