イプロジオン、アシュラム、
チオファネートメチル、シデュロン分析システム

810023H+:「アシュラム、イプロジオン、シデュロン及びチオファネートメチルの分析」

別添方法9 固相抽出-高速液体クロマトグラフによる一斉分析法

試料は固相抽出によって濃縮したのち 2 波長同時検出が可能な UV 検出器または PDA 検出器を用いて4 種の農薬を一斉検出します。
HPLC システム
システム図
イプロジオン、アシュラム、チオファネートメチル、シデュロン分析クロマトグラフ
1: Thiophanate-methyl (5.0 mg/L),
2: Siduron (5.0 mg/L),
3: Iprodione (2.5 mg/L),
4: Asulam (2.5 mg/L)
注入量: 50 µL
構成(EXTREMA 4000Model)
移動相送液ポンプ PU-4180 × 1
オプション DG unit × 1
オートサンプラー AS-4050 × 1
オプション TC-4000-1 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
紫外可視検出器 UV-4075またはMD-4015 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
A/Dインターフェース LC-Net Ⅱ/ ADC × 1
LC-Net ケーブル LC-NetCG(UV-4075使用時) × 3
装置制御・
データ解析ソフト
ChromNAV Ver.2*1 × 1
分離カラム Shodex RSpak DE-413
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
× 1
配管等 HPLC スタートアップキット × 1
オートサンプラー
バイアル
スクリューバイアル2mLクリアー × 1
セプタム付キャップ × 1
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件
カラム Shodex RSpak DE-413
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5µm)
移動相 アセトニトリル/0.05 M リン酸塩緩衝液pH 3 (55/45)
移動相 流量 1.0 mL/min
カラム温度 40°C
波長 PDA 200 ~ 400 nm
230 nm: Iprodione, Siduron
Thiophanate-methyl
270 nm: Asulam
注入量 50 µL
〇0.05M リン酸塩緩衝液
KH2PO4 6.8g を精製水で 1 L にメスアップし、リン酸で pH 3 に調整
〇EDTA 溶液
EDTA 2Na 10 g を精製水で 100 mL にメスアップ
〇硝酸(1+10)
硝酸の体積1と水の体積10を混合
〇標準原液① (アシュラム, イプロジオン, シデュロン)
アシュラム, イプロジオン 各10 mg, シデュロン 20 mg をアセトニトリルで別々のメスフラスコに採り、 10 mL にメスアップ
* 1/10スケールで調製
冷凍保存
〇標準原液② (チオファネートメチル)
チオファネートメチル 20 mg をアセトニトリルで10 mL にメスアップ
都度調製
〇混合標準溶液
標準原液①及び② 各0.5 mL をアセトニトリルで10 mL にメスアップ(アシュラム,イプロジオン 50 mg/L、シデュロン,チオファネートメチル 100 mg/L)
* 1/10スケールで調製
都度調製
アシュラム、イプロジオン:50 mg/L
シデュロン、チオファネート:100 mg/L
前処理
イプロジオン、アシュラム、チオファネートメチル、シデュロン分析前処理 イプロジオン、アシュラム、チオファネートメチル、シデュロン分析前処理