フェノール類分析システム
別表第29の2 固相抽出-液体クロマトグラフ-質量分析法
試料中のフェノール類を逆相カラムで分離後、トリプル四重極質量分析計により高感度検出します。
システム図
1: Phenol, 2: 2-Chlorophenol,
3: 4-Chlorophenol, 4: 2,6-Dichlorophenol,
5: 2,4-Dichlorophenol, 6: 2,4,6-Trichlorophenol,
各 40 µg/L, 注入量: 50 µL
3: 4-Chlorophenol, 4: 2,6-Dichlorophenol,
5: 2,4-Dichlorophenol, 6: 2,4,6-Trichlorophenol,
各 40 µg/L, 注入量: 50 µL
構成（EXTREMA 4000Model）
| 移動相送液ポンプ | PU-4185-Binary | × 1 |
|---|---|---|
| オートサンプラー | AS-4150 | × 1 |
| オプション | TC-4000-2 | × 1 |
| カラムオーブン | CO-4060 | × 1 |
| 質量分析計 | Triple QuadTM 3500 | × 1 |
| ボトルスタンド | BS-4000-1 | × 1 |
| A/Dインターフェース | LC-Net Ⅱ/ ADC | × 1 |
|---|---|---|
| LC-Net ケーブル | LC-NetCG | × 2 |
| 装置制御・ データ解析ソフト |
Analyst*1 | × 1 |
| JASCO Analyst ドライバー | × 1 | |
| 分離カラム | InertSustain C18 HP (2.1 mmI.D. x 100 mmL, 3 µm) |
× 1 |
| 配管等 | RHPLC/UHPLC スタートアップキット | × 1 |
| オートサンプラー バイアル |
スクリューバイアル2mLクリアー | × 1 |
| セプタム付キャップ | × 1 |
*1 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
測定条件
| カラム | InertSustain C18 HP(2.1 mmI.D. x 100 mmL, 3 µm) |
|---|---|
| 移動相 |
A: 水 B: メタノール A/B=60/40 (0 min) → 10/90 (6 min) → 10/90 (8 min) → 60/40 (8.05 min) 1cycle; 12min |
| 移動相 流量 | 0.4 mL/min |
| カラム温度 | 40°C |
| 注入量 | 50 µL |
| イオン源 | APCI |
|---|---|
| 極性 | Negative |
| MRM |
Phenol Q1/Q3: 93.0/65.0 Chlorophenol Q1/Q3: 126.9/90.9 Dichlorophenol Q1/Q3: 160.8/124.9 Trichlorophenol Q1/Q3: 194.8/158.7 |
〇各検量線溶液
フェノール類混合標準液を適宜採り、50 mL にメスアップ* 1/10 スケールで調製しています
〇フェノール類混合標準原液
フェノール類 6種混合標準液（市販品、アセトン溶液、各 1000 mg/L）
〇フェノール類混合標準液
フェノール類混合標準源液 100 µLをメタノールで 10 mL にメスアップ（各 0.01 mg/mL）* 1/10 スケールで調製しています
前処理
水質分析特集 トップページ
↑
