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ライフサイエンス用紫外可視分光光度計 V-630BIO

ライフサイエンス用分光光度計

▼製品紹介
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   ・概要
   ・iRMによる多彩なプログラム
   ・付属品
   ・仕様

▼概要
V-630BIOは優れた性能とスマートな操作性を兼ね備えた、ライフサイエンスの分析に最適の一台です。 高い性能をコンパクトな筐体に収めた紫外可視分光光度計本体と、 ライフサイエンスにおける様々なアプリケーションに対応できる多彩なソフトウェア群を搭載した V-630BIO専用 iRMにより、質の高い測定とパワフルな解析が可能です。スペクトルバンド幅は1.5nmで、 ヨ-ロッパ薬局方(EP)の波長分解規格をクリアする性能をもっています。 iRMはタッチパネル式カラー液晶採用の小型制御モジュールです。 設置場所を取らず、視認性と操作性に優れています。充実した機能を備え、アイコンやプルダウンメニューなどを 用いた分かりやすい画面表示で、使いやすさを追求しました。 データ保存にはコンパクトフラッシュメモリを採用しておりPCへのデータ移動も容易です。 プリンタはUSB接続タイプに対応し、A4普通紙へのカラー出力が可能で、 スペクトルや検量線を見やすい紙面で残すことができます。

◆iRMによる多彩なプログラム

iRM
▼iRM(インテリジェントリモートモジュール)

5.7インチ液晶画面に測定におけるあらゆる情報を表示。縦横表示切換えが可能で、ペンタッチ入力による操作環境は、 パソコンを必要としません。また、コンパクトフラッシュメモリによるデータの持ち運びも可能です。

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▼多彩なプログラム
たんぱく質、核酸測定
・たんぱく質・核酸濃度測定プログラム

指定された波長の吸光度を測定し、以下の9通りから選択された計算方法に基づいて濃度計算を行います。
・260nmと280nmの吸光度比
・230nmと280nmの吸光度比
・Warburg/Christianの係数計算法
・ds DNAの定量
・ss DNAの定量
・Oligo DNAの定量
・RNAの定量
・ユーザー定義吸光度比
・ユーザー定義濃度計算
また、バックグラウンド補正の波長と補正のON/OFF選択ができます。 濁りのある試料には320nmの吸光度で補正をすることができます。

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定量測定
・定量測定プログラム

たんぱく質定量用の6種類の検量線が入っています。
・紫外吸収法
・BCA法
・Bradford法
・Lowry法
・WST法
・Biuret法
また、3波長測定による定量、繰り返し測定の平均値からの濃度計算、濃度単位の表示、 1~3次式および折れ線の検量線作成など、充実した機能を備えています。

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カイネティクス測定
・カイネティクス測定プログラム

酵素溶液に様々な基質濃度の溶液を加えた試料の時間変化測定を行い、 グラフを作成して最大反応速度 Vmaxおよびミカエリス・メンテン定数Kmを計算します。 グラフは次の4通りが表示可能です。
・Michaelis-Mentenプロット
・Lineweaver-Burkプロット
・Hofsteeプロット
・Eadieプロット
セルチェンジャに対応しており、複数セルの測定と解析が行えます。

Michaelis-Mentenはプロット表示のみで計算はできません。

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メルティング解析
・温度変化、メルティング解析プログラム

DNAメルティングの測定と解析を行います。ペルチェ素子によりセルホルダの温度を制御して、 吸光度の温度変化を測定し、その結果から融解温度Tmを計算します。 セルチェンジャに対応しており、複数セルについても測定と解析が行えます。

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標準プログラム
・標準プログラム

V-630BIOにはバイオプログラムの他に、標準プログラムとしてスペクトル測定、時間変化測定、 固定波長測定が搭載されています。スキャンスピードが非常に速く、 スペクトル測定や多波長測定も迅速に行うことができます。

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バリデーションプログラム
・バリデーションプログラム

V-630BIOはJP、 USP、 EP、 JISに準拠した試験条件でバリデーションを行うことができます。 画面は、EPの分解試験結果です。ヘキサン中のトルエン溶液の測定で、極大値と極小値の比が1.5以上となっています。

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◆付属品

1滴測定ユニット
・1滴測定ユニット(SAH-769)

たんぱく質や核酸の測定を迅速に行えます。試料をセルへ滴下し、カバーガラスをセットするだけで測定できます。 測定後は試料を拭き取るだけです。 1.0mmセルでは最小5μL、0.2mmセルを使うと最小0.6μLで測定でき、高濃度試料も希釈せずに測定できます。 下のデータは牛胸腺由来のDNA溶液を0.2mmセル(試料0.6μL)にて測定した結果です。 約3000ng/μL(光路長10mm換算で35Abs)まで直線性の高い検量線が得られています。

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キャピラリセル
・メルティング測定用キャピラリジャケット

微量試料での温度変化測定が可能なキャピラリ用のジャケットです。専用キャピラリは 光路長およそ0.5mm、最小試料量3μLの石英ガラス製です。ペルチェセルホルダや PAC-743/743R型水冷ペルチェセルチェンジャの6連セルブロックに取り付けて使用し ます。 別売のセル内センサが必要です。

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水冷ペルチェセルチェンジャ
・水冷ペルチェセルチェンジャ (PAC-743/743R)

専用セルブロックを組み合わせ、0~100℃まで温度制御できます。Rタイプは対照側も温調可能です。
セルブロックは、
①ミクロ8連セルブロック (ミクロ8連セル対応)
②8連セルブロック (5mm角型セル対応)
③6連セルブロック (10mm角型セル対応)
の3種類から選択できます。
ミクロ8連セルは一体型のセルです。96ウェルマイクロプレートのウェル間隔と同じセル間隔なので、サンプリングが容易です。

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5μLミクロセル(片面タイプ)
・5μLミクロセルホルダ(EMC-759)、5μLミクロセル

セルの底までピペットの先端が届く独自の構造で、試料の回収がスムーズに行える容量5μLのミクロセルです。 専用セルホルダはレンズにより集光し、光を効率よく使って精度良く測定ができます。

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標準セルホルダ
・標準セルホルダ

標準セルホルダはミクロセル対応でマスクと高さ調整ネジが付属します。 また、UV領域測定可能タイプを含め、4種類のディスポーザブルセルを用意しています。

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◆仕様

▼V-630BIO
モデル名 V-630BIO
光学系 ダブルビーム方式
光源 重水素ランプ、ハロゲンランプ
波長範囲 190~1100nm
スペクトルバンド幅 1.5nm
迷光 0.04%(220nm NaI 10g/L水溶液)
測光範囲 -2~3 Abs
波長範囲 190~1100nm
波長走査速度 10~8000nm/min
RMSノイズ 0.00006Abs(0Abs、 500nm、 測定時間1分)
寸法・重量 486(W)×441(D)×216(H) mm, 15 kg

▼iRM-700(データ処理)
モデル名 iRM-700
表示 カラー液晶 240×320ドット
表示言語 日本語/英語
入力方式 タッチパネル
カイネティクス測定 プロット: Michaelis-Menten、Lineweaver-Burk、Hofstee、Eadie、
計算項目:最大反応速度Vmax、ミカエリス-メンテン定数 Km
(Michaelis-Mentenは プロット表示のみで計算はできません)
たんぱく質・核酸
濃度測定
たんぱく質および核酸の濃度計算 (260nmと280nmの吸光度比、
230nmと280nmの吸光度比、ds DNA,ssDNA,OligoDNA,RNAの定量、Warburg/Christianの係数計算法、
ユーザー定義吸光度比、 ユーザー定義濃度計算)、320nmにおける吸光度での補正
温度変化測定・
メルティング解析
融解温度Tmの計算、GC比の算出、セルチェンジャ対応
たんぱく質
定量検量線
紫外吸収法、BCA法、Bradford法、Lowry法、WST法、Biuret法
標準プログラム 定量測定、スペクトル測定、時間変化測定、固定波長測定、
酵素活性値計算 (時間変化測定に含む)、Abs/%Tメータ、バリデーション※1
データ保存形式 標準形式(jws)、テキスト形式(txt)(32MBコンパクトフラッシュメモリ)

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▼関連情報
 ・紫外可視分光光度計の基礎
 ・紫外可視近赤外分光光度計(V-600 series)
 ・ハイエンド紫外可視分光光度計(V-7000Series)
 ・ポータブル分光光度計(MV-3000)

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ライフサイエンス用紫外可視分光光度計 V-630BIO