製品情報 FARIS-1

サブミリ波専用フーリエ変換分光光度計

FARIS-1
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サブミリ波専用フーリエ変換分光光度計
100GHz~10THzの領域(テラヘルツ領域、サブミリ波領域あるいは遠赤外領域と呼ばれる領域)にはテクノロジーギャップが存在し、この領域の電磁波技術が注目され発展しつつあります。この未踏の領域を開拓することは、今後さらに発展する情報通信への応用や天文物理(電波天文学)などへの応用を考えた場合、非常に重要です。しかし、従来のFTIRでは光学素子の特性により10cm−1以下の低波数領域の測定は困難でした。
FARIS-1は、高波数側で高効率なマイケルソン型と低波数側で高効率なマーチン・パプレット型の混成型フーリエ分光光度計です。光学素子の交換や検出器の切換えを行うだけで赤外から遠赤外およびミリ波領域までの広範囲な測定が可能です。ステップスキャン仕様、偏光変調仕様も用意されており、研究用途に合わせてカスタマイズしたシステムを構築できます。

サブミリ波専用フーリエ変換分光光度計 FARIS-1シリーズの特長

遠赤外測定に最適な装置構成

特に100cm−1以下の遠赤外測定に適している装置です。

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テラヘルツのエミッション測定

様々な用途

  • 遠赤外線フィルターの分光透過率の測定
  • 平面鏡の分光反射率の測定
  • 検出器の分光感度特性の測定
  • THz光の分光特性および周波数測定
  • 固体の物性研究(格子振動や半導体の物性評価など)
  • プラズマのスペクトル解析
  • 赤外線天文学
  • 遠赤外材料の開発