こちらの製品は現在販売しておりません。
こちらの製品は現在販売しておりません。
リトロー型ダブルモノクロメーター搭載により0.00007%以下の超低迷光を実現しました。また、光源からの光を有効に集光して分光器に入射する光学系を設計しており、光学系全体のスループットを高めています。
ハイスペック分光光度計である V-7000 シリーズは世界トップクラスの測光範囲である ±8.0 Abs を実現しています。
2種類の光学フィルターをそれぞれ1枚ずつ測定したものと、2種類を重ねて測定したスペクトルを示します。2種類を重ねて測定したスペクトルは、2種類を1枚ずつ測定した値の和と非常に広い波長範囲と測光範囲で一致します。これより、測光範囲の広さと線形性の高さが分かります。
V-7000 シリーズの紫外可視領域での波長分解は 0.049 nm 以下と非常に高い分解能を有しています。これにより高分解の測定を行うことができます。
水銀ランプの輝線を測定しました。296.73 nm の輝線で半値幅を見ると 0.040 nm 以下を示しています。バンドパスフィルター、ノッチフィルター、カットフィルターの評価など、分解が必要な測定に威力を発揮します。
JASCO スペクトルマネージャは、日本分光が提供する光分析製品の共通プラットフォームとして設計されたソフトウェアパッケージです。
測定プログラムと解析プログラムが独立しているため、測定しながら解析を行えます。測定/解析画面にはデータだけでなく、測定条件や付属品情報、合否判定結果等が表示されるため、測定ミスを未然に防ぐ工夫が施されており、操作性に優れたソフトウェアです。
様々な濃度のCo(NO3)2水溶液のスペクトル測定を行い、511 nm の吸収から検量線を作成しました。吸光度 0.05 以下の低濃度から吸光度6を超える高濃度まで、直線性良く測定できていることが分かります。
固体試料や粉末試料の拡散反射測定や、すりガラス状試料や懸濁液の拡散透過測定には、積分球ユニットが適しています。V-7000 シリーズ用積分球ユニットには、光束サイズ固定モデルと集光可能モデルを用意しています。集光可能モデルは、透過・反射測定のいずれの試料位置でも焦点を結ぶように設計されており、微小部位も高精度に測定できます。
積分球ユニットの集光可能モデルを用いて、測定光を φ1 mm に絞って、青・黄・赤の3色の顔料を測定しました。狭い測定面積でも低ノイズのスペクトルが得られます。
付属品情報はこちら>V-7000 シリーズ用絶対反射率測定ユニットは、試料ステージと検出部をPCより制御し、入射角と受光角の変角測定を自動化しています。複数の入射・受光角における絶対反射率スペクトルの連続測定が可能です。PC制御の偏光子が内蔵されており、光学素子・光学材料評価に有効なSおよびP偏光についての変角測定が行えます。
下図に入射角度を変化させながら、ダイクロイックミラーの反射スペクトルを測定した例を示します。スペクトルの形状は入射角度依存性が大きく現れています。また、入射光のS偏光とP偏光の違いによる変化が見られます。
付属品情報はこちら>