拡散反射法は、光を粉体試料や粗面を持つ試料に照射し、そこで生じる反射光を測定する方法です。
近赤外拡散反射測定装置 NRF PRO410-N は、近赤外領域の拡散反射を測定するためのアクセサリーです。粉末やペレット状の試料をサンプル瓶や試験管に入れたまま分析することができます。医薬品等の錠剤は置くだけで非破壊分析が可能です。
NRF PRO410-Nは次のような物質の測定に応用されます。
標準試料ホルダのほか、試験管ホルダ、錠剤ホルダ、粉末ホルダをオプションで用意しています。シャーレに粉末や液体を入れて測定する場合は、シャーレ底からの正反射光の影響を軽減するため、粉末ホルダを使用してシャーレを傾けて測定します。
サクランボの近赤外スペクトルと糖度計の結果よりPLS検量モデルを作成して定量しました。
多変量解析と組み合わせることにより、サンプルをセットするだけで糖度の非破壊定量が可能になります。