RFT-6000ではFT/IR-6800型赤外分光光度計本体にラマンアタッチメントを組み込んでいるため、赤外測定およびラマン測定の両方を行うことができます。
詳しくはこちら >試料からの散乱光を集光することにより、ラマンスペクトルを得ることができます。
この際、マクロ領域の測定では、試料からの散乱光を集光する際に集光レンズを使用します。
一方、ミクロ領域の測定(顕微測定)では対物レンズを使用します。
RFT-6000ではそれぞれのレンズがリニアスライドベンチにセットされているため、マクロ/ミクロ測定のスムーズな切替えが可能です。
レーザー照射、ラマン集光系を縦型に配置することにより、試料をステージに乗せるだけで容易に測定を行うことができます。
また、試料ステージはX-Y-Z方向に位置調整を行うことができるため、特にミクロ測定(顕微測定)において高い柔軟性を発揮します。