製品情報 P-2000 series

旋光計

P-2000 series

ハードウェアの特長

多検体測定

P-2000シリーズでは多くの検体を迅速に処理できるよう、シッパを用意しております。ホルダ内に内蔵されたポンプにより、サンプルを吸引し測定を行います。

また、ペルチェ素子を使用して一定温度に保ちつつ測定を行うことも可能です。

旋光計の多検体測定
図1 多検体用ペルチェシッパ

複数光源搭載可能

P-2000シリーズでは短波長から長波長側までの広い範囲に渡って、測定を行うことが可能です。

二種類の光源を装置内に同時搭載し、ソフトウェアで切り替えることができるため、光源の取り換えにかかる手間を省くことができます。

旋光計における光源交換機構
図2 光源切換え機構

フィルター交換

旋光計における測定では、フィルターが必要となってきます。

輝線タイプの光源を用いる場合は、対象となる輝線以外の輝線を取り除くため、またハロゲン光源においては必要としている波長を取り出すためです。

P-2000シリーズはフィルター交換作業を容易に行うことができます。また、オプションのフィルタチェンジャを使用することで、ソフトウェア上から切換えを操作することができます。

旋光計フィルターチェンジャ
図3 8連フィルタチェンジャ

IQアクセサリー(付属品自動認識機構)搭載

IQアクセサリーに対応した付属品は、試料室に装着するだけでソフトウェアに自動認識されます。

前回使用した測定条件が設定され、測定データに付属品名やシリアルナンバーなどが自動的に記録されます。IQスタートと連動して付属品を装着するだけで指定の分析をスムーズに始められます。