同時に二つの検出器のアナログ信号を取り込むことができます。アナログ出力±1 Vの機器に対応しており、他社製検出器のアナログ信号の取り込みが可能です。
インジェクション信号の配線を行うと、インジェクションをトリガーとして自動的にデータ取込を開始します。繰返し測定やオートサンプラーでの多検体測定にも対応します。
ChromNAV Lite をインストールした PC には 2 台の SMART ADC Lite を接続できます。ChromNAV Lite は、測定中のクロマトグラムをモニターしながら、取込時間の延長や途中解析、測定済みのクロマトグラムのデータ解析ができます。
Stand Alone Modeは、測定時間の変わらない繰返し測定にご利用いただけます。データ取り込みの設定やクロマトグラムのモニターはウェブブラウザーよりおこなう事ができます。測定データは USB メモリーに CSV 形式で保存します。測定中は PC との接続は不要です。
接続設定、データ取込の設定・データ閲覧・測定データのダウンロードはすべてウェブブラウザー上で完結。お手持ちの PC で測定条件の設定をするだけで、すぐにデータの取り込みを始められます。
Stand Alone Modeを使うと、SMART ADC Lite 単体で装置のアナログ信号を USB メモリーに保存できます。多くの装置を使用している場合、システムごとに CDS (クロマトグラフィーデータシステム) を用意するのは多くのコストが必要ですが、SMART ADC Lite ならば大幅なコスト削減が可能です。
無線接続オプションを使用すると、スタンドアローンモードの SMART ADC Lite から離れた PC ・タブレット端末やスマートフォンから測定中のクロマトグラムや測定済みのクロマトグラムを確認することができます。また無線機能を搭載した PC では ChromNAV Lite と SMART ADC Lite を無線接続ができます。