製品情報 FVS-6000

振動円偏光二色性分光光度計

FVS-6000
振動円偏光二色性分光光度計 FVS-6000
FVS-6000はキラル分子の分子構造解析を目的とした赤外域での振動円偏光二色性(VCD)測定のために最適化された専用装置です。糖類などのUV/VIS領域で吸収のない化合物の光学活性情報や分子の絶対配置の決定に有用な情報を得ることができます。赤外域における円二色性(VCD)信号はUV/VIS域での円偏光二色性(ECD)と比較して一桁以上シグナルが弱いため、振動円偏光二色性分光光度計には高い感度と安定性が求められます。

振動円偏光二色性分光光度計 FVS-6000の特長

熱制御

独立した赤外光源のマウントおよびPEMの恒温対応しています。

詳しくはこちら >

最適化された光学系

VCD測定のために設計された専用装置です。

詳しくはこちら >

VCDオートアライメント

光軸を高精度に制御し、アーティファクトや経時変化を制御することで、装置を常に最適な状態に保ちます。

高感度測定

着目吸収帯のみを透過するナローバンドフィルタ(オプション)を使用することで、従来法では得ることのできなかった微小ピークの測定が可能となります。

詳しくはこちら >

DSPロックイン検出

VCDに最適化されたアルゴリズムを用いたDSPロックイン検出によりSN比を大幅に改善しました。

パージ機能

光学系、試料室、検出器はすべて窒素などでパージ可能です。