製品情報 分取超臨界流体クロマトグラフ

分取超臨界流体クロマトグラフ(分取SFC)

Prep UFC
分取超臨界流体クロマトグラフ Prep UFC
超臨界流体クロマトグラフを利用した分取は、高速分離が可能なためスループットが高い、使用する有機溶媒が少ない、回収後の後処理が簡便、など多くの利点があります。近年のSFC分取は、光学分割カラムを用いた医薬品等のキラル分取で利用されるだけでなく、天然物中の有効成分等をアキラル分離した分取においても利用されています。

Prep UFCの特長

High Efficiency

高分離

超臨界CO2がもつ、高拡散性、低粘性という物性により、高い分離能力を維持したまま短時間で分離が可能です。

ハイスループット

分析~分取スケールに対応し、分析システムとの兼用から効率的な大容量分取まで可能です。

ピークが溶出していない時間を有効に活用するスタックインジェクションなど、ソフトウェアの機能面も充実しており、より多くの試料を分取できます。

低コスト

二酸化炭素のコストは、有機溶媒よりも安く、廃液の廃棄費用も少ないため、HPLCと比較してコストを抑えることができます。

測定例はこちら >

High Purity

低コンタミネーション、高純度なフラクション

モディファイアー溶媒の種類や量、各種カラムの選択などによって、目的成分に適した分離が可能です。

また、気液分離捕集器サイクロンセパレーターを回収ビンに取り付けることで、試料の高い回収率を実現します。

サイクロンセパレーターの詳細はこちら >

High Performance

スムースなオペレーションをサポートする機能とシステム

視認性と操作性に優れたソフトウェアが目的成分の分画をサポートします。

ソフトウェアの詳細はこちら >