測定シーケンスモード、マニュアル測定モード、スカウティングシーケンスモード(オプション)など、用途に合わせた測定方法を選択できます。また、測定中におけるスペクトルスキャン、グラジエントプログラムの変更、装置パラメーターの一時変更に加え、測定終了後の自動印刷・装置の自動電源オフや、動作状況のメール報告機能を搭載するなどのサポート機能が充実しており、快適なオペレーションを提供します。
クロマトグラムを参照しながらグラジエント・各種タイムプログラムの作成が可能です。分析メソッドのプレビュー可能です,Control Center で設定した装置リストをワンクリックで取得可能です。
マニュアルインジェクターによる繰り返し測定に便利なモードです。注入信号を待ち受けて連続してデータ取り込みをおこなう事ができます。
サンプル注入や分析終了の他、システムエラーの情報を指定のメールアドレスに自動配信できます。メールはChromNAV登録ユーザーごとに送り先を設定できます。
測定シーケンスモニターでは、パワーコントロール設定が可能です。測定終了後にPower Offを選択したモジュールの電源を自動でOffにします。(対応機種はお問い合わせください。)
ChromNAVは、複数のクロマトグラムについて、ピーク検出から同定、定量までを一括処理することができます。統計計算や外部出力等のデータ処理に加え、役立つ機能を多数搭載しています。
クロマトグラムプレビューは、クロマトグラムファイルを開くことなく、参照クロマトグラムとの比較や情報の閲覧が行えます。タイル表示では最大48データまで一括表示が行え、不純物の有無などが一目瞭然となります。
定量計算はわずか3ステップで実行可能です。
Step 1 ピーク検出
オート検出
マニュアル検出
Step 2 ピーク同定
保持時間による同定
溶出順序による同定
UVスペクトルによる同定
Step 3 定量
絶対検量線法
内標準法
×
面積
高さ
ピーク情報やクロマトグラムのエクスポート、各種ノイズレベルの計算及び入力、差クロマトグラム等、様々なデータ処理を一つのメソッドにまとめ、複数のクロマトグラムへの一括実行が可能です。
複数のクロマトグラム情報を一覧表示でき、合否判定機能も搭載しています。Excel CSV形式での計算結果のエクスポートも可能です。
レポートスタイルは、クロマトグラム、ピーク情報及び各種メソッド等を自由に組み合わせて作成できます。複数のクロマトグラム情報を一括印刷できるシーケンスレポートスタイルも選択できます。
ChromNAV はPDA検出器の制御とデータ解析機能を標準搭載しています。3Dや等高線表示などPDAデータを様々な形式で表示することができます。また、測定したPDAデータから任意の波長のクロマトグラムを取り出すことができ、定量計算を行うこともできます。
ChromNAVでしきい値を設定すると、設定した値以上のピークが検出されると自動でスペクトル測定を行います。複数のピーク成分のスペクトルの自動取得に便利な機能です。
(オートスキャンプログラム対応検出器:紫外可視、円二色性、蛍光)