送液ポンプは4種類7機種を用意しています。
ルーチン分析から研究開発まであらゆるジャンルに対応できる、分析スケールの高性能ポンプです。送液にSSQD(Slow Suction Quick Delivery)方式を採用し、送液の低脈流を実現しました。
* SSQD方式
溶媒をゆっくり吸引することによりポンプ内での気泡発生を防ぎ、素早い吐出でチェックバルブの高速なレスポンスが得られます。
ポンプヘッドやチェック弁、プランジャーなどの最適化により低脈流の安定したセミミクロ送液が行え、安定したベースラインが得られます。低脈流で送液し、セミミクロ用のカラムやセルを使用することで溶媒の使用量を抑え、少量で高感度な分析が行えます。
PU-2089/2089iはPU-2080型HPLCポンプ、4溶媒低圧グラジエントユニット、4連デガッサーの機能を合わせた一体型ポンプです。
20mL/minまで送液可能なPU-2086と、50mL/minまで送液可能なPU-2087の2タイプがあります。大容量注入した試料を分析、分取する際などに使用します。ChromNAVを用いずに2台による高圧グラジエントが可能です。
PU-2086/2087ではリサイクルバルブを用いることにより、分取クロマトグラフィーの重要な手法のひとつであるリサイクルクロマトグラフィーを行うことができます。リサイクルバルブにはマニュアルタイプと自動流路切換タイプを用意しています。
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