製品情報 ChromNAV SMART ADC Lite

データ処理装置用インターフェイス

SMART ADC Lite
SMART ADC Lite は、測定装置のアナログ信号の取り込みに使用できるインターフェイスです。PCインテグレーターChromNAV LiteのADCインターフェイスとして、またはスタンドアローンモードでUSBメモリーと組み合わせて、2chのアナログ信号を取り込むことができます。

SMART ADC Lite の特長

2chアナログデータ同時取込

同時に二つの検出器のアナログ信号を取り込むことができます。アナログ出力±1 Vの機器に対応しており、他社製検出器のアナログ信号の取り込みが可能です。

HPLC検出器との接続
* アナログ信号±1Vを出力できる機器のデータ取込が可能です。接続にはケーブル類・端子台などが必要な場合がございます。

インジェクション信号を受けて自動的にデータ取り込み開始

インジェクション信号の配線を行うと、インジェクションをトリガーとして自動的にデータ取込を開始します。繰返し測定やオートサンプラーでの多検体測定にも対応します。

PC インテグレーター ChromNAV Lite の ADC として

ChromNAV Lite に 2 台の SMART ADC Lite を接続可能

ChromNAV Lite をインストールした PC には 2 台の SMART ADC Lite を接続できます。ChromNAV Lite は、測定中のクロマトグラムをモニターしながら、取込時間の延長や途中解析、測定済みのクロマトグラムのデータ解析ができます。

ChromNAV Lite による高度なデータ解析

クロマトグラムは定量計算や分子量計算*などのデータ解析をおこなうことができます。測定結果はデジタルデータとしてプロジェクトに保存します。ChromNAV Lite のファイル管理機能により測定結果の長期保存が可能です。
* 分子量計算は別売のChromNAV GPC/SECが必要です。

ChromNAV Lite による高度なデータ解析・データ管理機能の詳細はこちら
ChromNAV GPC/SEC の詳細はこちら

Stand Alone Mode

Stand Alone Modeは、測定時間の変わらない繰返し測定にご利用いただけます。データ取り込みの設定やクロマトグラムのモニターはウェブブラウザーよりおこなう事ができます。測定データは USB メモリーに CSV 形式で保存します。測定中は PC との接続は不要です。

接続・取り込みの設定はウェブブラウザーから

接続設定、データ取込の設定・データ閲覧・測定データのダウンロードはすべてウェブブラウザー上で完結。お手持ちの PC で測定条件の設定をするだけで、すぐにデータの取り込みを始められます。

多数のシステムのデータ取込を低コストで

Stand Alone Modeを使うと、SMART ADC Lite 単体で装置のアナログ信号を USB メモリーに保存できます。多くの装置を使用している場合、システムごとに CDS (クロマトグラフィーデータシステム) を用意するのは多くのコストが必要ですが、SMART ADC Lite ならば大幅なコスト削減が可能です。

Wi-Fi 無線接続オプション

無線接続オプションを使用すると、スタンドアローンモードの SMART ADC Lite から離れた PC ・タブレット端末やスマートフォンから測定中のクロマトグラムや測定済みのクロマトグラムを確認することができます。また無線機能を搭載した PC では ChromNAV Lite と SMART ADC Lite を無線接続ができます。