DABS-Clプレカラム誘導体化システム
ダブシル誘導体化の特徴
・ダブシル化アミノ酸の反応
アミノ酸のダブシル化は、70°C・12分の誘導体化で行います。
・ダブシル化アミノ酸の優れた安定性
ダブシル化アミノ酸は、室温で約1ヶ月、−20℃で約1年間安定な状態を保つことができます。ダブシル化と分析を別々の日に行うことができ、また、再分析や確認試験用として、長期保存することも可能です。
・高感度測定が可能
汎用的な紫外可視吸光度検出器を使用し、可視領域（465 nm）の検出波長で測定するため、不純物の影響やグラジエント分析時のベースラインの変動を抑えることができます。タンパク質換算で0.5～2 µgの試料量でアミノ酸組成分析が可能です。
DABS-Clプレカラム誘導体化システム (Conventional)
ダブシルクロライド（DABS-Cl）とアミノ酸混合試料を反応させて誘導体化後、逆相系カラムを用いて分離し、紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
- ダブシル化アミノ酸の高い安定性
- タンパク質構成アミノ酸17成分を45分で分離
- 数10 ～ 数100 pmolレベルの測定感度
標準試料のクロマトグラム
1: Aspartic acid, 2: Glutamic acid, 3: Serine, 4: Threonine, 5, Arginine, 6: Glycine, 7: Alanine, 8: Proline, 9: Valine, 10: Methionine, 11: Isoleucine, 12: Leucine, 13: Phenylalanine, 14: Cystine, 15: Lysine, 16: Histidine, 17: Tyrosine
Application Data
構成（EXTREMA 4000Model）
| 4000Model | ||
|---|---|---|
| 移動相送液ポンプ | PU-4180 | × 1 |
| オプション | DG unit | × 1 |
| LG unit | × 1 | |
| オートサンプラー | AS-4050 | × 1 |
| カラムオーブン | CO-4060 | × 1 |
| 紫外可視吸光度検出器 | UV-4070 | × 1 |
| ボトルスタンド | BS-4000-1 | × 1 |
| プレカラム | Dabsylpak Ⅱ-P | × 1 |
|---|---|---|
| 分離カラム | Dabsylpak Ⅱ (4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm) |
× 1 |
*1 DABS-Cl誘導体化にはヒーターおよびアルミブロック、ボルテックスミキサーを使用します。
*2 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
*3 バイアル・キャップ等は別売です。
DABS-Clプレカラム誘導体化システム (UHPLC)
ダブシルクロライド（DABS-Cl）とアミノ酸混合試料を反応させて誘導体化後、従来のHPLCよりも充塡剤粒子径が小さい逆相系カラムを用いて分離し、紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
- ダブシル化アミノ酸の高い安定性
- タンパク質構成アミノ酸を中心とした21成分を7.5分で分離（従来のHPLCの1/6）
- 数10 fmolレベルの測定感度
標準試料のクロマトグラム
1: Aspartic acid, 2: Glutamic acid, 3: Dabsyl-OH, 4, Serine, 5: Threonine, 6, Arginine, 7: Glysine, 8: Alanine, 9: Proline, 10: Taurine, 11: Valine, 12: GABA, 13: Methionine, 14: Isoleucine, 15: Leucine, 16: Phenylalanine, 17: Cystine, 18: NH3, 19: Hydroxylysine, 20: Ornithine, 21: Lysine, 22: Histidine, 23: Tyrosine
Application Data
構成
| 移動相送液ポンプ | PU-4185-Binary | × 1 |
|---|---|---|
| オートサンプラー | AS-4150 | × 1 |
| カラムオーブン | CO-4061 | × 1 |
| 紫外可視吸光度検出器 | UV-4070 | × 1 |
| オプション | セミミクロセルユニット | × 1 |
| ボトルスタンド | BS-4000-1 | × 1 |
|---|---|---|
| 分離カラム | ZORBAX Eclipse Plus C18 (3.0 mmI.D. x 50 mmL, 1.8 µm) |
× 1 |
| インラインフィルター | UHPLCインラインフィルターASSY | × 1 |
*1 DABS-Cl誘導体化にはヒーターおよびアルミブロック、ボルテックスミキサーを使用します。
*2 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
*3 バイアル・キャップ等は別売です。
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