製品情報 サイクロンセパレーター
超臨界流体システム

SFC/SFE用高性能気液分離捕集器 サイクロンセパレーター

原理

サイクロンセパレーターの作動原理

超臨界状態のCO2は、圧力調整弁の出口で大気圧下に放出される際に約500倍の断熱膨張が起こります。そのため、分取を行う際は試料の飛散や、急激な温度低下によって生じた結露水等のコンタミネーションに対策を講じる必要があります。

二酸化炭素と目的物質(及びその溶解溶媒)の混合流体を送り込むと、サイクロンセパレーターによって混合流体中の液体成分は回収瓶の内壁に沿って減速しながら落ちて目的物質が回収されます。同時に、二酸化炭素は気体として放出されます。

         

サイクロンセパレーターの効果

サイクロンセパレーターの有無を比較すると、”なし”の場合は容器周辺に液体成分が飛散しているのに対して、”有り”では容器周辺の飛散を防ぎ、より多くの液体成分を回収している様子が伺えます。