製品情報 分取超臨界流体クロマトグラフ

分取超臨界流体クロマトグラフ(分取SFC)

Prep UFC

測定例

ワルファリンの分離回収における効率とコスト比較

分取UFCシステムと分取HPLCシステムでそれぞれワルファリンの分離回収を行い、回収における効率とコストの比較を行いました。

同じカラムを使用した場合、分取UFCは分取HPLCと比較して分析時間約1/4、溶媒コスト約1/5、溶媒廃棄コスト約1/6となり、HPLCより高効率、低コストで運転可能なことが分かります。

分取SFCと分取HPLCの効率とコスト比較
分取SFCと分取HPLCの効率とコスト比較
図1 分取SFCと分取HPLCの効率とコスト比較
[算定方法: 何れもCHIRALPAK IA 20mmI.D. x 250mmL を用いた場合]
分取SFC条件 CO2 / MeOH = 35mL/min / 10.5mL/min, Warfarin (10mg Inj.), 20MPa, CD 240nm
分取HPLC条件 Hexane / Ethanol = 12mL/min / 3mL/min, Warfarin (10mg Inj.), CD 254nm

分取 HPLC 分取 SFC
注入回数 400 回 400 回
分離時間 20 分 5 分
稼働時間 140 時間 35 時間
使用溶媒量 120 L 21 L
溶媒購入費 ¥ 281,120 ¥ 50,283
溶媒廃棄費 ¥ 6,667 ¥ 1,167

分離時間 1/4

溶媒コスト 約1/5

廃棄コスト 約1/6

に削減

図1 ワルファリンの分離回収におけるHPLC と SFCの効率とコスト比較
※1日20検体、20日稼働させたと仮定
※2018年6月での数値