分取UFCシステムと分取HPLCシステムでそれぞれワルファリンの分離回収を行い、回収における効率とコストの比較を行いました。
同じカラムを使用した場合、分取UFCは分取HPLCと比較して分析時間約1/4、溶媒コスト約1/5、溶媒廃棄コスト約1/6となり、HPLCより高効率、低コストで運転可能なことが分かります。
[算定方法: 何れもCHIRALPAK IA 20mmI.D. x 250mmL を用いた場合] | |
分取SFC条件 | CO2 / MeOH = 35mL/min / 10.5mL/min, Warfarin (10mg Inj.), 20MPa, CD 240nm |
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分取HPLC条件 | Hexane / Ethanol = 12mL/min / 3mL/min, Warfarin (10mg Inj.), CD 254nm |
分取 HPLC | 分取 SFC | |
注入回数 | 400 回 | 400 回 |
分離時間 | 20 分 | 5 分 |
稼働時間 | 140 時間 | 35 時間 |
使用溶媒量 | 120 L | 21 L |
溶媒購入費 | ¥ 281,120 | ¥ 50,283 |
溶媒廃棄費 | ¥ 6,667 | ¥ 1,167 |