カンファーのIRおよびVCDスペクトルを示します。フィルタを使用して狭帯域モードで測定することにより、高感度で測定が行えていることがわかります。
図2はアミノ酸の一つであるプロリンのスペクトルです。D体とL体で上下対称な良好なVCDスペクトルが得られています。
D体とL体で生理活性が異なるアミノ酸は構造と生理機能に関する研究が盛んに行われており、VCDは溶液系で測定することができるため、より生体に近い状態でアミノ酸の構造解析を行うことができます。
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