測定目的や測定対象成分の性質に応じて、ESI(エレクトロスプレーイオン化法)とAPCI(大気圧化学イオン化法)の2種類からイオン源を選択できます。各イオン源の交換は簡単に行うことが可能です。
また、各種試料に合わせたイオン源の交換が可能であり、電源を入れた状態で交換できるため、Ventの必要がありません。
マニュアルインジェクターが本体に標準付属のため、ポンプを接続するだけで、FIAによる試料の直接導入が可能です。
これにより、HPLCや超臨界流体クロマトグラフィー測定時のイオン源の条件検討をカラムで分離することなく行うことが可能です。
また、分取で得られた分画物のマススペクトルを確認できます。
APCIイオン源使用時のオプションです。プローブ(キャピラリー)の先に微量試料を付着させ、APCIイオン源に直接導入してマススペクトルを測定します。
液体試料の測定も可能で、分取で得られた分画物を直接MSに導入してマススペクトルを確認できます。