NFSシリーズでは、光ファイバーの先端を先鋭化した大きさが数十~百nm程度の開口を持つプローブを、近接場光発生あるいは、試料から近接場光集光のために用いています。
日本分光は開口作製技術を神奈川科学技術アカデミー(KAST)の研究成果をもとに開発し、特定サイズの開口を持つプローブを再現性良く製作できるようになりました。開口サイズは電子顕微鏡による高度の品質管理が行われています。
日本分光では、プローブとして開口型と散乱型の両方を用意しています。
開口型では光ファイバーを使用するため、透過波長により制限があります。
そのため、赤外光を使用する際は、散乱型を使用します。
近接場分光では空間分解能は波長ではなく、プローブの先端開口径もしくは曲率に依存しています。
日本分光では口径のもしくは曲率の異なるプローブを多数用意していますので、測定目的にあった適切な空間分解能を選択することができます。
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