カンファーキノンの励起状態と基底状態でキラリティーが保たれているかどうかをCD、CPLを測定することにより、調査しました。
測定したCDおよびCPLスペクトルより、ピーク波長が隣接しており、また符号が一致していることがわかります。
これらのことは励起分子と基底分子の構造とキラリティが類似していることを支持しています。
Application Dataはこちら >ランタノイド錯体はシャープな蛍光バンドを示すことがわかっているため、CPLスペクトル測定を行う際は狭いバンド幅にする必要があります。
CPL-300はサンプル特性に応じて蛍光バンド幅を調整することができます。ユウロピウム錯体のCPLスペクトルを示します。
560nmから660nmにかけてシャープな蛍光スペクトルとそれに対応するCPLスペクトルが高分解で測定できていることがわかります。
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